休職で疲労回復

バケーション

過度の精神的疲労なった原因と考えられることは何だと思いますか。それによって、対処法、回復方法が異なります。よくある原因をあげると、

  • 仕事が忙しすぎる
  • 職場での人間関係
  • 今の仕事や職場が自分にあっているか
  • 私生活での人間関係(パートナーとの関係、親子関係など)

などがあります。はっきりしている場合もありますが、いくつかの原因が複合している場合も多いものです。人間はひとつのストレスには耐えられる力を持っていても、いくつかのストレスが重なると、コップから水があふれてしまうように、一気に心や体のバランスを崩してしまいます。
例えば、仕事で、長時間勤務で疲労がたまっている上に、上司の理解が小さくて、モチベーションがどんどん下がってしまう。例えば、仕事でいろいろなストレスがたまっているときに、パートナーとの関係にすれ違いが出てきて、いつも心が休まらない。原因を理解して、適切な対応方法を見つけることが大切です。

仕事から離れる

仕事の忙しさには波があり、時々ものすごく忙しい時や、強いストレスのかかる時がやってきます。その場合は、毎日の十分な睡眠と、休日の休養と、抗うつ薬などの薬物療法で、何とか、忙しいときを乗り切れば、少しずつ元気が戻ってきます。休職せずに、1-3週間の通院で、かなり良くなったとおっしゃってくれるかたが多いです。
しかし、数ヶ月間にわたる長期間の過労、ストレスが蓄積している場合は、薬で何とかしのいで、自然に良くなるのを待つことにも限界があります。仕事のうつ病は、心身の慢性的過労が原因ですから、休職し、原因=仕事から離れることで、何倍も速く良くなります。

休職のタイミング

今の仕事や職場を辞めたいくらい、気持ちが追い込まれているかたも多くいらっしゃいます。しかし、職場から離れるとは言っても、まずは、退職ではなく、休職が鉄則です。
退職すれば、全てが解決するような思いになるかたが多いのですが、実際には、病気休暇を取ると、いろいろなメリットが受けられます。病気が原因で休職を取ることは、法律で認められた権利です。疲労をごまかしている方の多くはは、休むと皆に迷惑をかけるという責任感の強さのため、休職することをためらうかたも多いですが、会社組織とは皆の助けあい、「お互い様」で成り立っています。現代のストレス社会は、誰しも、うつ病で休む可能性があるのですから、悪くなる前に、病気休暇をとって、早期の回復を目指しましょう。 無理しながら、能率の落ちた状態で働き続けることは、ご本人にとっても、職場にとってもよくないことなのです。